PAULのパン

おいしいパンとは。

今まで日本で食べていたパン。
チョコレートやりんごがのってるパン。
パン屋さんやコンビニのパンでも好きでした。

フランスでパンを食べるまでは。


12年前、私が初めてフランスで食べたパンがPAULのパンでした。
初めてのフランスで何も分からないのでツアーで行ったときのことです。

添乗員さんが、
PAULというパン屋さんはチェーン店ですがどこにでもあって美味しいですよ、
と言うので、初心者の私たちはPAULを見つけるとすぐに入りました。

私たちが食べたのはパン・オ・ショコラとクロワッサン。

びっくりです。
パンってこんなに美味しいの?
いや、パンが美味しいのは知っていたけれど違う美味しさ。
パンに対する価値観が変わった瞬間でした。

その頃は日本でも今ほどこだわりパン屋さんもなく、
どこが美味しいとかいうこだわりもそんなになかったと思います(私だけ?)。
食べログとかもなかったですしね。。

パンの美味しさとは。
バター(特にフランスでは発酵バター)が焼けて香り高く、
上質な粉の味、生地のサクッと感やもっちり感、などでしょうか。
パンによっても違いますが。

素材の良さからして、日本ではなかなか作ることができないと思います。
発酵バターなんて日本で調達すると普通のバターの5倍以上の金額でしょう。
それよりも日本のパン屋さんはマーガリンが多いですね。
コンビニやスーパーのパンはほぼマーガリン、
パン屋さんでもしっかりバターの香りがするパンは少ないですし高いです。

バターとマーガリンはそもそも原料がまったく違うものですから。

PAULのパン屋さんは日本にもあります。
私の住んでいる京都にはありませんが(>_<)

もしPAULのパン屋さんを見かけたら、
クロワッサンを食べてみてください。
価値観が変わること間違いナシです。


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ネットで買おうか本気で考え中。。